hey MAGAZAINEやぁ

自分の作品を誰かに見せて、共感してもらうこと。SNSで共感を集めながらものづくりを楽しんでいる白水桃花さんに、全6回にわたり彼女の場合の体験や見つけたことなどを教えてもらいました。

▼第1回はこちら
共感とは何か「見てくれる人は多いほうがいい」
▼第2回はこちら
共感をあつめる写真のきほん 「生理的にムズムズしない状態を保つ」
▼第3回はこちら
SNSの使いわけと上手になるコツ 「ひたすら見てインプットすれば必ずよくなる」
▼第4回はこちら
共感の拡大とコミュニティ「素のままでいること」
▼第5回はこちら
SNSの中の自分と本当の自分 「SNSのために作品を変えなくていい」

ここまでの共感を生むために私がやってきたことを見て、「ちょっと難しそう」と感じた人がいるかもしれません。でも、本当にもうムリって言えるくらい、自分の作品を発信して、見てもらおうとしたでしょうか?もし答えがイエスなら、それはきっとやめどき。できるだけのことをやってそれでも無理だと思ったらやめてしまうのもひとつの決断です。

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しかし、もしまだ何かやってみる余地があるのなら、食わず嫌いせずに始めてみてほしいというのが私の願いです。そして、SNSをすでに始めている人には、とにかく続けてみることをおすすめします。

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最後に、SNSを楽しんで続ける私なりのコツをお教えしたいと思います。
それは、「ここから出てはいけない」と自分の世界観を自分で縛ってしまわないで、「なんとなくこういう感じが好き」というゆるやかな態度で投稿を続けていくことです。

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物を作ったり、それを売ったりするのは、もともと楽しいから始めたこと。
多くの人に届けたいと思うあまり、それが足かせにならないよう、ゆるく楽しんでいってください。

1997年東京生まれ、茨城育ち。中3で一眼レフを手に入れて写真を撮り始める。高校生のときに始めたiPhoneケースの販売をきっかけにデザインに興味を持ち、美大に進学。20歳の誕生日にははじめての個展を開催。その後大学を中退し、現在はフリーで名刺や紙面のデザイン、アーティスト写真や商品の撮影、instagramのディレクションなど幅広く活動中。その傍らでオリジナルグッズやハンドメイドアクセサリーの制作・販売といった自主制作も行っている。
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